基本的な流れとしては①~⑭となりますが、葬儀の形式等により異なる場合があります。
ご希望・ご不明点などは当社までご相談ください。
- 1.家族・親族へ連絡します。
- 肉親や特別な関係の方には至急知らせますがそれ以外の方々には通夜・葬儀の日時が確定してから連絡します。
- 2.まず第一にご連絡ください。
- 万一、お亡くなりになられた場合は、アイシンセレモニーでご遺体をご自宅、または式場までお送りいたします。
ご自宅にご安置できない場合は、アイシンセレモニー霊安室でご安置いたしますので、ご心配いりません。 - 3.死亡診断書の受け取り
- いかなる場合でも、必ず医師による死亡の確認が必要です。医師による死亡確認の後、死亡診断書を受け取ります。
ご遺体の安置と枕飾り
- 1.ご遺体を自宅に迎えます。
- ご納棺までの間、仏間または座敷に安置します。ご遺体は北枕に寝かせます。胸元に刃物をおきます。
- 2.枕飾りをします。
- 枕元に小さな台を置き、枕飾りを用意します。枕飾りは地域・宗派によって多少異なる場合があります。
- 3.神棚封じをします。
- 神棚の戸を閉め、中央に白紙をはります。仏壇は閉じておきます。
- 4.死亡届と火葬手続き
- 現住所の市区町村役所に「死亡届」を提出し、火葬手続きをおこないます。手続き等は、当社が全て代行いたします。
葬儀スケジュールの決定
- 1.喪主を決めます。
- 一般的には、故人と最も血縁の深い人が喪主になります。喪主は年忌法要・墓参りなどを主催していく責任がありますので、慎重に決定してください。
- 2.葬儀の規模と予算を決めます。
- 故人の地位や遺志、遺族のご希望によってお葬儀全体の規模(家族葬・社葬・団体葬)と予算を決めます。
- 3.葬儀の日時を決めます。
- 親戚・寺院の関係者と打ち合わせをし、通夜と葬儀の日時・会場を決定します。初七日法要の日時も決めておきます。
- 4.世話役と係りを決定します。
- 葬儀をスムーズに行うため、受付係、接待係など葬儀の規模に応じて必要な係を決め、役割分担をしておきます。
各関係者への連絡
- 1.ご親戚・ご友人に連絡します。
- 通夜・葬儀の時間などが決まったら直ちに連絡します。勤務先などに連絡します。故人や遺族の会社関係には、社内で中心となって伝達してもらえる上司などに連絡します。「○○ですが、父が今朝◇時◇分死去いたしました。葬儀は明日午後◇時より○○式場にて行うことになりました。○日頃まで、お休みをいただきたいと思います。皆様によろしくお伝えください。」
- 2.隣近所・町内会へ連絡します。
- ご自宅両隣りは、直接あいさつに出向きます。町内会への連絡は、町内会長を通じて行うことをおすすめいたします。「本日、○○が亡くなりました。通夜は○日午後◇時より、葬儀は明日午前◇時より自宅においてとり行います。なにかとご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いします。」
- 1.当社が素早く手配いたします。
- 写真の引き伸ばし>会葬礼状・会葬返礼品>お棺・納棺用品>生花・花環・果物>霊柩車>マイクロバス>受付用品・案内掲示>式場の設営>その他
- 2.祭壇に飾る遺影を用意します。
- 撮影にふさわしい写真で、出来るだけ鮮明なものをお渡しください。ご希望により服装も変えられます。
- 3.喪服を用意します。
- 喪主はなるべく正装(通夜は略礼服のブラックスーツ)を用意します。喪主以外の遺族も略礼服のブラックスーツや黒のワンピースを用意します。
子供の場合は学校の制服を着るようにします。 - 4.料理を手配します。
- 通夜ぶるまいの料理、精進落としの料理、お手伝いの方のお弁当や返礼品などを手配します。
湯灌・納棺
- 1.湯灌(ゆかん)を行います。
- 昔はご遺体を清めるため、自宅で逆さ水(たらいに水を入れ、後から湯を入れる。)で洗い清めました。最近では薬用アルコールやぬるま湯に浸したガーゼで、全身を軽く拭くことが多くなってきました。
- 2.お棺にご遺体を納めます。
- ご遺体をお棺に納めるときは、身内の方々が中心となって行います。
- 3.故人の愛用品をお棺に納めます。
- ご遺体の回りに、故人が生前愛用していた品物を一緒に入れます。燃えにくいガラスや金属製品は入れるのを避けます。
- 4.祭壇にご安置します。
- 納棺を終えたら、祭壇に安置します。
通夜
- 1.僧侶をお迎えします。
- 通夜は通常夕方六~七時頃から始めます。僧侶を控室にお通しし、お茶をお運びします。
- 2.一同着席します。
- 僧侶がお見えになったら、一同着席します。
祭壇に近いところから喪主・肉親・近親者・友人の順に座ります。準備が整ったら僧侶にお知らせして、読経をお願いします。 - 3.読経と焼香を行います。
- 読経中に焼香の指示があったら、喪主から順に僧侶に一礼し焼香します。回し香炉を使用するときは各自の席で行います。
地域・宗派によっては、多少内容の異なる場合があります。
通夜ぶるまい
- 1.通夜ぶるまいでもてなします。
- 弔問客にお食事や酒を出して接待することを、通夜ぶるまいと言います。最近では簡単に食べられる寿司、サンドウィッチ、オードブル、ビール、ジュースなどが多くなってきました。通夜の弔問客は順次お帰りになりますが、お見送りしなくても失礼に当たりません。
- 2.ご遺体をお守りします。
- 近親者が交替で、祭壇のローソクと焼香を絶やさないようにお守りします。
葬儀・告別式前の確認事項
- 1.焼香順位を決めます。
- 焼香の順位をあらかじめ決めておきます。「回し焼香」などでは、とくに焼香順位を決めないこともあります。
- 2.火葬場へ行く人数の確認をします。
- 火葬場へ行く人数を確認し、車の手配をします。あらかじめ乗車札などを渡しておくこともあります。
出棺後(ご自宅で葬儀を行った場合)の留守宅の責任者を決めておきます。 - 3.弔辞・弔電の確認をします。
- 弔辞・弔電が届いたら進行係へ届けます。弔辞を依頼する場合は3~5分程度にあらかじめお願いしておき、早めに席についてもらうようにしましょう。
弔電奉読の順位を整理し、進行係が読み違えをしないよう添書きをしておきます。
葬儀はおおむね次の順序で行います。
- 1. 喪主・近親者・親族などの参列者が祭壇前に着席します。
- 2. 司会者が開式の言葉を述べます。
- 3. 僧侶が入場し、着席します。
- 4. 読経が始まります。
- 5. 僧侶の焼香が始まります。
- 6. 弔辞・弔電の奉読を行います。
- 7. 喪主の焼香に引き続き親族、来賓、一般会葬者焼香を行います。
- 8. 読経が終了します。
- 9. 僧侶が退席します。
大規模な場合を除いて、葬儀式と告別式は区別せず同時に行います。葬儀の規模・宗旨宗派・地域により、多少内容の異なる場合があります。
最後のお別れと出棺
- 1.最後のお別れをします。
- 祭壇からお棺をおろし、ふたをあけます。お棺の回りに集まり、最後のお別れをします。お別れのあと、祭壇に供えられていた花を入れ、美しく飾ります。
- 2.霊柩車に移します。
- 近親者がお棺を持ち、霊柩車にお移しします。
- 3.喪主・遺族代表からあいさつします。
- 喪主または遺族の代表が出棺に先立ちお礼のあいさつを述べます。「本日はお忙しい中わざわざご会葬いただき、ありがとうございました。このようにたくさんの方々にお見送りいただき、故人もさぞかし喜んでいることと存じます。これからも故人同様、かわらぬご指導をくださいますようお願い申し上げます。どうもありがとうございました。」
火葬とお骨上げ
- 1.火葬場で荼毘に付します。
- 火葬場の火炉の前または火炉の中にお棺を安置します。読経・焼香のあと、点火されます。
- 2.控室で待ちます。
- 控室で収骨の連絡を待ちます。
- 3.お骨あげをします。
- 火葬場係員の指示に従い、お骨あげをします。木と竹を組み合わせた箸または竹の箸を用います。二人一組となりお骨を拾いあげ、お骨壺に入れます。
火葬場係員が骨箱に添えて埋葬許可証を渡してくれますので、確認して受け取ります。お骨あげの方法は地域によって多少異なる場合があります。 - 4.お骨を持ち帰ります。
- お骨箱は喪主が持ち、位牌・遺影は血縁の濃い人が持ちます。
ご遺体迎えと精進落とし
- 1.ご遺骨を迎えます。
- 火葬場から帰ったら水で手を洗い、塩で清めます。後飾り祭壇に線香・ローソクをともし、生花・供物を供えます。ご遺骨を祭壇に飾ります。
- 2.初七日法要を行います。
- 僧侶を迎えて初七日法要を行います。初七日法要は親戚、故人の親友、葬儀に際してお世話になった方々などをお招きします。初七日法要は、亡くなった日を入れて七日目(死亡日の前日から数える地域もあります。)に行うのが本来ですが、葬儀当日に行うことが多くなってきました。
- 3.精進落としをします。
- 喪主または遺族の代表が出棺に先立ちお礼のあいさつを述べます。「本日はお忙しい中わざわざご会葬いただき、ありがとうございました。このようにたくさんの方々にお見送りいただき、故人もさぞかし喜んでいることと存じます。これからも故人同様、かわらぬご指導をくださいますようお願い申し上げます。どうもありがとうございました。」
事務を引き継ぎます。
世話役をはじめとして葬儀中に手伝っていただいた方々からの引継ぎは、なるべく葬儀当日に行うようにします。引き継ぐものは主に次のようなものです。
- 香典
- 香典・供物の控え帳
- 弔電・弔辞
- 会葬者名簿・名刺
- 会計帳と残金
- 領収証
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